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画像連結って?どんなことができるの?
画像連結ってなに?
はじめまして!新入社員のTです。
今回は、配属2か月の私が面白いなと思ったWinROOFの機能を紹介させていただきます。
その名は「画像連結」
画像連結とか難しそう...
と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、「連結したい画像を選択し、つなぎ合わせておっきな写真にする」というシンプルな機能ですのでご安心ください。では、解説スタートです!
画像連結のメリット
画像連結の一番のメリットは、広視野・高倍率の画像を作成できることです。
顕微鏡観察において、倍率を高くすると細部まで観察することができますが、倍率が上がったことにより観察できる範囲は狭くなります。そこで登場するのが画像連結。
高い倍率で撮影した画像を合成していくことで、細部まで観察できる全体像を取得できます。
画像連結の概念
画像というのは、「画素」という小さい四角の集まりでできています。
カメラの性能を見たときに、〇〇万画素とかっていう言葉を聞いたことがありますよね。
例えば200万画素のカメラは、約200万個の四角の集まりからできた画像ということになります。
※画素についてより詳しく知りたい方はこちらをクリック!
では、画像を連結するとどうなるでしょう。
例えば、下図のように200万画素カメラで撮影した2枚の画像を連結した画素数を考えてみましょう。
連結することで、画素数の高い画像ができました。
この例では2枚の画像の連結を考えましたが、10枚、20枚といった連結も可能です。
画像連結やってみた
では、実践してみましょう。今回は10,000円札を、広視野・高倍率で観察してみます。
200万画素カメラで撮影していき、画像連結を実施しました。結果が下の諭吉さんになります。
ん、なにがすごいの?と思ったでしょう。この画像、実はかなり高画質なんです。
見てみると、約1,400万画素。拡大しても眉毛までくっきり写っています。
この諭吉さんを画像連結する様子を動画にしてみました!顕微鏡のXYステージを弊社ソフトで制御できる電動XYステージに取り換えて、撮影から連結までを自動で行ってます↓
のりしろ部分を自動で検出し合成してくれるので、操作はとっても簡単です。
続いて5円玉でもやってみました。こちらはなんと、約6,900万画素でした。
200万画素のカメラで撮ったとは思えないほど高解像度ですね。
拡大してみると、「五円」の文字までくっきりと写っています。
皆さんは連結してみたい画像はありますか?
画像連結を試してみたい方は、弊社のソフトWinROOFのデモ版をダウンロードしてみてください。
デモ版をダウンロードするにはこちらをクリック!
それでは最後にまとめです。
画像連結まとめ
・画像連結を用いることで、広視野高倍率の観察が可能
・操作はとっても簡単!使い心地抜群!